リビングでの主な電磁波対策

こんにちは。 
北海道十勝地方で電磁波測定士の活動をしています ビューティフルライフ研究会 
木村康子です。

かなり久しぶりのブログの投稿になりました。

北海道の季節は春が進み、時々初夏を思わせるような気温の日もあり、花々も次々と咲いています。

さて、前回のブログで、今まで家庭の電磁波を測定する活動から見えてきた様々な共通する問題点を各部屋ごとにピックアップしてお伝えすることを書きました。

今回はリビング編です。

リビングに主にある家電といえば何でしょうか?
北海道では冬場は暖房器具が必須です。

暖房器具も種類がたくさんあります。

冷暖房エアコンは最近のものは200 V を使用しているため、アースが取られており電場に関しては問題はありません。
磁場については距離が離れていれば、基準値を下回ります。

石油ストーブについては、
コンセントを差し込んで電気で起動させるため、ストーブの近く1 M くらいは電場の影響があります。
金具の部分にアース線を接続し、アースのコンセントに接続することでアースが可能になります。

最近の新しい住宅ではパネルヒーターが多く取り入れられており、
そのほとんどがアースされていないため、
パネル付近から高い電場を検出しています。

下の写真は一例ですが、リビングの床から基準値を遥かに上回る電場の値(148.8V/m)が検出されました。(電場の基準値は25V/m以下)
こちらのご家庭では
床暖房システムも利用していたため、
1階のリビングの全ての部分から高い電場を検出しました。


下の写真はパネルヒーターの電場の値です。
206.4V/m

パネルヒーターは各部屋に設置されていますので各部屋のパネルヒーターの電場も全て同じような値を示しています
パネルヒーターに熱を供給しているボイラーの部分にアースを接続しました。
アース接続したことで各部屋のパネルヒーターの電場の値は基準値以下(3.6V/m)になり、
床に影響を与えていた床暖房の電場の値も基準値以下(4.3V/m)になりました。

家庭の中でリビングは家族が共にくつろぐ大切なスペースです。

電場は自律神経や皮膚表面に影響を与えるため、イライラしたり、おこりっぽくなったり、不眠などの症状を引き起こします。
アトピーなどの皮膚疾患を悪化させる影響があります。

電磁波には低周波と高周波がありますが、
身近な家電から発生する低周波や、
床や壁の中にある電気配線からの低周波の
影響は普段なかなか意識できないものです。

電磁波測定をすることで数値が明らかになり対策をすることができます。

今はさまざまな電磁波グッズも販売され高価なものもたくさんありますが、

電磁波対策の基本はまずは住まいの現状を把握することだと思います。
そして数値化されて目に見えてきたものをどのように解釈して対策するかを電磁波測定士がアセスメントしわかりやすくお伝えするのが大切だと思っております。


電磁波対策についてのご質問、お問い合わせは下記のメールか、電話で承っております。
mail kurara35furansisuka@gmail.com
電話 090-9085-7875


電磁波測定のお申し込みは以下のフォームからお願いいたします。
一軒家で約2時間ほどの所要時間です。
以下の流れで行っています。
①簡単な電磁波についての説明
②各部屋(リビング、キッチン、寝室、子ども部屋など)を測定
③対策の必要な部分を説明
④その場でアース接続出来るものはアース接続(別途部品代がかかる場合があります)
⑤後日、測定箇所のお写真を考察をしてレポートとして郵送いたします。

料金は11,000円(税込み)、帯広近郊は交通費無料


一部屋だけの測定も行っています。
お時間1時間まで5,000円になります。
10分延長ごとに1000円プラス
こちらも上記の流れで一部屋分行います。
以前、測定後に家具家電の配置換えをしたなど、そのような場合にもご利用いただければと思います。

ビューティフルライフ研究会

私達の身体と心の健康は周りの地球環境の健康とも繋がっています。 環境に優しい生活は自分の身体にも優しい。そんな生活の提案をしています。 2011年の東日本大震災で起こった原発事故をきっかけに電気に依存する暮らしを見直し、自家発電システムを取り入れました。家電を見直し、電気に頼らなくても成り立つ暮らしの工夫を実験的に実践しています。電気の副作用である電磁波についても対策しています。

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